ささやき

四角錐の屋根の図書館を抜けて、竹林を横目に古くからある民家を通りすぎると、やさしくみずみずしい若芽色のがくに、ほんの少しだけ緑がかった白色の花びらの梅がある。 12月にはすでに準備は始まっていて、ちょんとちいさい蕾がむく...

小屋のそばで

霧の濃いある日のこと。夕暮れが近づき、仕事の合間に10分ほどの小散歩に出ました。 秋も深まり、みさやまの周囲はすっかり背の高いススキに囲まれています。サラサラというススキの揺れる音を聴きながら、草原と林の間の砂利道を歩い...

ゆきと山小屋

この場所の記憶が子どものころからあるということ。それはきっと祖父からの贈りもの。 Photograph:Yu Mitsui. Thanks.Painting& Words:Kiho2020-12-19

夕焼け

私にしか見たことのない景色があってあなたにしか見たことのない景色がある。 たくさん見ればいいというものではないけれどあなたの見ている景色も見てみたい。 Photograph:Yu Mitsui. Thanks.Paint...

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