ささやき

四角錐の屋根の図書館を抜けて、竹林を横目に古くからある民家を通りすぎると、
やさしくみずみずしい若芽色のがくに、ほんの少しだけ緑がかった白色の花びらの梅がある。

12月にはすでに準備は始まっていて、ちょんとちいさい蕾がむくむくしてる。
通るたびに、また、すこし、大きくなった、とひとり喜んでしまうのです。

Painting &words:Kiho
2021-2-10

error: Content is protected !!